本日、山内光枝さん、金子富之さん、ゲストに中村裕太氏を迎えて、座談会スペシャルトーク「MEET THE ASIA-PACIFIC AREA」が開催されました。
■山内光枝さん
一枚の写真との出会い(画像参照)で、時代を超えて人間の感性を感じ、海女の生活を体験しました。2度にわたってフィリピンへ研修に行き、現地の人と一緒に生活することによって、海と人と歴史についてリサーチをしてきました。今回の展示は、その集大成です。
■金子富之さん
金子富之さんの作品のテーマは、実体のないものを具現化することです。日本とカンボジアで学んできたことを新しく表現して、どのように作品に結びつけるか制作しています。穴、トンネル、アジアの神様像など懐かしいような不思議な感覚を受けるものからインスピレーションを受けています。
■中村裕太氏
研修制度を利用してシドニービエンナーレに参加しました。陶片を収集するようになったのは、動物学者のE・S・モースの影響からで、陶片は当時の人々の生活の痕跡が残っています。シドニービエンナーレでは、モースの足跡を辿りながら収集した陶片を展示しました。