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1月25日 イベントレポート[淀井彩子(画家、若林奮夫人)×神山亮子(府中市美術館学芸員)]

1月25日(土)に淀井彩子さん(画家、若林奮夫人)と神山亮子(府中市美術館学芸員)のアーティストトーク「彫刻と風景」が開催されました。

本展で出展いる作品は、90年代後半にとりくみ、最終的には、ごみ処分場建設のために土地ごと強制収用され、失われた「緑の森の一角獣座」に関連するドローイングや模型を展示しています。
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トーク内容の一部です。

「緑の一角獣座」の制作にあたって―淀井彩子さん談
「最初にその話がきたときには、家に数人の人がきて、話をし、ほとんど引き受けた感じになり帰った後に、『ほんとにやるんですか?』と聞きました。
若林は、『んー、わからないけれども、何か自分の新しい仕事の展開ができるかもしれない。』
というふうに言ったんですね。
いつも作家の人だから、いつも自分にとって新しい展開が欲しい。やっていこうと思っている人でした。だから反対運動とか社会的なテーマということよりも、その時点では自分にとっての創作のきっかけ、あたらしいことへの挑戦だったと思うんです。」

「緑の一角獣座」の後についての紹介(神山涼子さんより)
ゴミ処分場が作られることになって、2010年の秋にトラスト地が強制収用されるのですが、それと入れ替わるような形で、別の場所に緑の一角獣座に植えられていた樹だったり石を使って、新しい庭を作って、それはいまも存続はしていて、有志のひとたちが守っているというか、そうゆう新しい庭が生まれています。
あともうひとつ、それとちょうど同じ時期に、鹿児島県の霧島アートの森の一角に『4個の鉄に囲まれた優雅な樹々』という庭の作品を若林さんが作っています。