News
ニュース

ドキュメンタリー映画『手でふれてみる世界』上映会&トーク 開催!

本日、上映会後に小野正嗣さん [小説家、早稲田大学教授]、岡野晃子さん [本映画監督]、北川太郎さん[本展出品作家]によるトークイベントが開催されました。

手で観る(ふれる)ことについてお話をしていただきました。

視覚で観る場合、ある対象を観ているようで違う対象も気になってしまうこともあるが、触覚は実直な感覚で、触っているとその対象に集中できるという点で深く観れるということがあるという話がありました。

※上映会内容
手で世界にふれながら旅をし、多様な文化や芸術と出会ってきた、視覚に障害を持つアルド・グラッシーニとダニエラ・ボッテゴニ夫妻。ふたりの働きかけで1993年、イタリアのマルケ州アンコーナ県に「オメロ触覚美術館」が設立され、1999年にはイタリア議会の承認を受けて、国立の美術館となりました。本作は、近代以前の彫刻のレプリカや現代作家による実物を手でふれて鑑賞できるこの美術館の活動を紹介するドキュメンタリー映画です。